「アリス病」は、治らないとされている。 しかし科学に不可能はない。 そして、人間の持つ夢に限界はない。 西野麻尋は決意したようだ。 「アリス病を治す研究がしたい」と。 そのために、勉強している。 鬱病は、治ったようだ。 ああ、よかった。
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1月, 2019の投稿を表示しています
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ある朝、西野は言った。 「昔みたいなモデルになりたい訳じゃないの」 それでも、こんな生活は嫌だと。 街で買い物したり、友達と出掛けたり、一人でのんびり暮らしたり、好きな観葉植物を置いたり、好きな場所に引っ越したり、海でのんびりしたりしたいのだと。 ささやかな夢。 健常者であれば、努力さえすれば叶う夢。 それが彼女たちには叶わない。 努力の問題ではなく、絶対に叶わない夢があるのだ。 これと言って途方もない夢でもない、そのわずかな夢さえも、 リトル・フィンガーは、叶えられない。 その憎しみ、恨み、妬みが、西野を埋め尽くしている。 回復する日は、来るだろうか? 来ないかもしれない。 それでも俺たちは、彼女を生かし、支え、慰め続けるのだ。 あれ?慰めるのって規約違反だっけ(メモ)
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白原歩生は両親が存命である為、両親の手で保護されている。 しかし親とは言え、一般人だ。ともすれば生命の危険を伴うリトルフィンガーの保護を、一般人に任せるのは俺に言わせれば不可能である。 案の定、彼女と会うといつも疲弊しており、精神的な苦痛も味わっているようだ。 「なぜこんなことができない」「どうかしている」「おかしい」「いい加減にして」等の言葉責めや、父親に体を弄ばれることもあると言う。母親は迷信深く、「悪行を積んだからそんな病気になったのだ」と彼女を責めるらしい。「早く普通に戻ってほしい」と、過剰な期待の余り宗教に全財産をつぎ込んでいる。 ただそれは彼女の一方的な証言であり、両親の外ヅラは良く否定を貫いている。 証拠もなく、制度もない。 白原歩生はこのまま何重の責め苦に遭いながら、ただ親が死に介護士が派遣されるか、疲弊し尽くして死ぬのを待つしかないのだろうか?